このページでは秋田県診療放射線技師会で開催されたイベントに関する報告を掲載しています。
過去の報告も収載していますのでご覧ください。

令和5年度 県主催事業

学術セミナー

令和5年度学術セミナーは研究倫理をテーマとして開催した。

診療放射線技師による患者データを用いた研究の多くは、診療目的に放射線部門で行われた検査のデータを後向きに検証する場合が多い。この場合、研究の質としては介入・前向きでは無いため、これまで関連学会等の学術大会では倫理承認は努力義務となっていた。

2021年に「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」が制定され、昨今、関連学会等の学術大会では、患者データを対象にした研究発表において倫理承認が必須となっている。しかし、多くの診療放射線技師にとって、倫理承認の申請は経験が無く、施設内で承認を得るためには多くのハードルが存在すると考える。

今回のセミナーでは、倫理申請の必要性と倫理指針の最新動向、事前アンケート結果報告、倫理申請の進め方としての経験談、以上について4名の講師より発表があった。いずれも実践的な内容であり、倫理申請が必要なケース、個人情報保護と同意取得、倫理委員会への申請と承認を得るまでの流れ、などについて報告された。どの内容も実践的であり、多くの会員によって有益な情報提供になったと思われる。

学術活動において倫理承認は切っても切れないものであり、診療放射線技師は時代の潮流に沿って学術活動を行わなければならない。ただし、全ての施設で倫理委員会が存在するとも限らず、存在したとしても承認を得ることにハードルを感じている会員が多いと考える。こうした問題は個人・施設単位で解決するのではなく、今回のセミナーのように診療放射線技師全体の問題として捉え、解決していく流れが望ましいと考える。開催を終えてみて継続性が必要なテーマであると感じ、また問題解決については随時、情報共有などが必要に感じた。引き続き、会員のためになる情報提供を学術セミナーを通して行なっていきたい。また、学術活動を行うためには必須の事項であるため、次の機会では多くの会員にご参加頂くことをお願いしたい。

学術セミナー 過去の開催報告

令和4年度令和3年度
令和2年度令和元年/平成31年度
平成30年度平成29年度

生活習慣病検診従事者講習会

令和 5 年度生活習慣病検診従事者研修会
令和 5 年度の生活習慣病検診従事者研修会を令和 5 年 11 月 25 日(土)の 13 時半より、国内での COVID-19 への感染は収まってきましたが拡大防止のため、New テラス広小路を配信元として Web 開催とさせていただきまし
た。当日は悪天候のためネット環境への悪影響も懸念されましたが、順調に開催することができたと思います。
講演内容としてはまず情報提供ということで伏見製薬株式会社の門脇大輔先生から「バリウム検査の副作用/有害事象 より良い検査のために」の講演をしていただきました。副作用ということでバリウム検査によるアレルギー・アナフィラキシーショックが起こる要因、主な兆候と症状出現頻度、予防と万が一の発現時の対応についての説明。有害事象ということで一過性の血圧低下が起こる原因、症状と対処方法になどについて説明していただきました。
次に一般講演として 秋田県健康福祉部 健康づくり推進課 がん・生活習慣病対策班 の斎藤一弘先生より「秋田県のがん対策について」の講演をしていただきました。少子高齢化という秋田県の厳しい現状への対策として「健康秋田いきいきアクションプラン」を実施し、成果として健康寿命が延びていること。がん予防対策として秋田県受動喫煙防止条例の施行と、「受動喫煙ゼロ そして禁煙」の事業推進。県民が質の高いがん医療の提供を受けられるように、がん医療の「均てん化」の推進をし、がん診療連携拠点病院の強化など他にも多くの様々な秋田県のがん対策の取り組みについてお話していただきました。
教育講演として公益財団法人 宮城県対がん協会の菅野宏之先生より「基準撮影法の撮影テクニック」の講演をしていただきました。基準撮影法が導入された目的から、定義と用語の解説に加えて、各体位での撮影のポ
イントや標的部位について動画も用いて非常に細かく丁寧に解説していただきました。基準撮影法について今一度普段の自分の撮影が最適かどうか学び直すことができ、これからバリウム検査を始められる方々にとってと
ても有意義な内容になったと思います。
最後に特別講演としまして公益財団法人 宮城県対がん協会の千葉隆士先生より「見逃し症例から学ぶ読影・撮影のコツ」の講演をしていただきました。各病症について、検診で撮影された胃 X 線画像と異常所見があっ
た部分の内視鏡画像を比較しながら、病理学を交えてとても細かく解説していただきました。また、所見の見逃しをふせぐために、適宜異常所見がありそうな場合は適切な追加撮影を行い、レポートを付けられるなら提
出して医師に正確に情報を伝達することの必要性を教えていただきました。日々のバリウム検診において所見を正確に見つけることはなかなか難しいことですが、今回の内容を生かしていければよいと思います。
今年の研修会当日は残念ながら雪が降り積もり非常に悪天候の中でしたが、演題発表をされた先生方々におかれましてはご協力いただき誠にありがとうございました。そして座長を担当された委員の皆様、関係各所の
方々のご尽力に誠に感謝いたします

生活習慣病検診従事者講習会 過去の報告

乳房撮影技術研修会

令和5年度乳房撮影技術研修会を開催しました
令和5年度乳房撮影技術研修会を開催いたしました。6月10日午後14時からWeb開催しました。発信会場ではここ数年はついたてを使用していましたが、今回は初めてそれを取り払って開催することができました。
今回の研修会ではまずマンモグラフィにおける写損管理について取り扱いました。始めに県内14施設におけるマンモグラフィの写損管理アンケート調査の結果を報告しました。8割以上の施設ではまだ写損管理は行われて
おらず、7割の施設では写損の取り決めについてもないことがわかりました。5割以上の方が写損管理の必要性を感じている現況がわかりました。これに引き続いてマンモグラフィの写損管理を実際に行っている北秋田市
民病院の鈴木恵美子会員から「写損管理のすすめ」を発表していただきました。富士フィルムメディカル社のASSISTAを使用した管理を行い始めてからは、手作業で行っていたときより格段に作業時間が減り、写損の傾向を把握しやすくなったそうです。具体的な対策を考えることが可能になり、徐々にではあるが写損率も下がってきているとのことでした。
引き続き「秋田県のがん対策について」秋田県健康福祉部健康づくり推進課髙橋孝征先生よりご講演いただきました。がんの要因は生活習慣にあるということで、気を付けるべき5つのこと①禁煙②節酒③食生活(野菜果
物摂取)④運動⑤適正体重について掘り下げてお話しいただきました。エビデンスはないけれども、乳がんは喫煙そのものより副流煙の影響を多く受けるという報告があるようです。秋田県の乳がん罹患率は全国27位と
平均並みでしたが、乳がん検診受診率がコロナ渦の影響で下がったとのことで、全国平均より低くなったそうです。また集団検診のICT予約システムが一部で始まっているそうなので、早く当院でもそれが採用されること
を願っています。
最後に「乳腺の診断・治療アップデート」秋田大学医学部附属病院乳腺内分泌外科の寺田かおり先生にご講演いただきました。大変興味深かったのは遺伝性乳がん卵巣がん(HBOC)についての内容です。アンジェリーナ
ジョリーが予防的に乳房切除を行った出来事が大きく報道されたことがありましたが、まさにそれがHBOCだということです。若年発症であり、温存乳房内再発が多いことから両側乳房の全摘が推奨されています。その温
存の可能性を探るための検査がMRガイド下生検です。東北地域では東北大学と秋田大学でしか行われておらず、6年で3例実施されているそうです。非常に頻度は少ないですが、秋田でその検査が行われていることにつ
いて誇らしい気持ちになりました。
Webでの発信や視聴に関してのトラブルはほぼなかったです。安定した発信をすることができてほっとしています。演者の皆様、ありがとうございました。
記 髙橋

乳房撮影技術研修会 過去の開催報告

令和4年度令和3年度
令和2年度令和元年/平成31年度
平成30年度平成29年度

秋田CTテクノロジーフォーラム

準備中

秋田CTテクノロジーフォーラム 過去の開催報告

令和4年度令和3年度
令和2年度令和元年/平成31年度
平成30年度平成29年度

放射線安全管理セミナー

令和5年度第1回 放射線安全管理セミナー
この度、令和5年6月10日(土) に、令和5年度第1回放射線安全管理セミナーを行いました。この度はWeb方式で実施しました。参加人数は30名で、濃密な議論を行うことができました。
 今回のテーマは「写損管理」を掲げ、参加することにより写損管理をどう行うのか、写損自体をどう減らすのかを考えやすくなることを念頭に開催いたしました。
はじめに、企業からの情報提供としまして、(株)富士フィルムヘルスケアと(株)コニカミノルタより各社の製品特性についてご紹介いただきました。どちらも一般撮影やポータブルを包括して写損を%などにより見
える化していました。特に(株)富士フィルムヘルスケアでは撮影画面に統計的な写損情報やコメントなどを反映する機能が興味深かったです。また、(株)コニカミノルタではポジショニング判定機能が今後臨床にど
う活きるのかが楽しみに思えました。
次に、写損管理についてシンポジウム「 写損管理 - 写損を管理する & 写損自体を減らす − 」を行いました。
県内演者として、秋田労災病院の岩根会員からはF/S時代に行っていた写損管理文化の復活に対する課題や難しさ、安易に再撮影をしてしまう昨今の業界全体への示唆などを頂きました。市立横手病院の根岸会員からはシ
ステムで貯められたデータを技師がチェックし、テスト撮影などのデータをはじくことでより正確な写損を把握し管理する緻密さ、target Exposure IndexやDeviation indexなどを用いる際も定期的にアップデートする重
要性をご指摘頂きました。市立秋田総合病院の工藤会員からは定期的な話し合いがもたれることによる撮影基準のアップデート、装置のリプレイスにより他社製品間で撮られたデータの統合が難しくなる問題点の気づき
を頂きました。特別講師の昭和大学横浜市北部病院の高橋様からは現場でのチェックを経たあとに組織としてチェックをし、フィードバックすることで改善をしていく流れや、日報により撮り直しをすることの患者同意
の有無や写損対象の写真の被曝線量の記載をすること、月報により写損件数をインシデントとして医療安全にあげることなど、管理としての堅牢さが伺えました。
全体討論では各演者にさまざまな質問にお答えいただきました。曜日や時間帯ごとの写損のでやすさと、その対策については施設ごとの診療の特性があるため、一律に対策をたてることの難しさが伺えました。写損率の
目標値は各施設5%を目安としていました。患者さんに再度再撮影を伺う際には、理由をきちんと話すこと、記録を残すことも重要とのことです。再撮影基準の周知についてですが、撮影基準のマニュアルはあるが検像
のマニュアルはない施設が多いとのことで今後の課題に感じられました。
 各演者の先生方におかれましてはご講演いただきまして誠にありがとうございました。引き続き会員の皆様にとって、より安全管理に役立つ内容を目指して参ります。引き続き、当会の活動にご理解ご協力を頂きます
ようよろしくお願い申しあげます。

(文責:千葉)

第2回

令和5年度 第2回 放射線安全管理セミナー
2023 年 12 月 16 日に New テラス広小路を発信として第2回放射線安全管理セミナーが開催された。この度のテーマは「透視検査における放射線安全管理」であった。透視検査は、DRLs に収載されてからの検証という医療
被ばくにおける課題と水晶体管理や各医学会で取り上げられている医師や看護師の職業被ばくの問題点をはらんだモダリティであり、各施設の問題点や課題を共有し、相互に有益な情報交換をすることを目的とした。
序盤には県内施設における透視検査の放射線管理の現状を発表いただいた。外科用イメージの発表では、脊椎手術における線量マップの活用が有効に機能していることが伺えた。また、透視装置での発表では職業被曝低
減にむけた自作の防護具や声掛けの有効性が示唆された。
専門技師講演では、胃 X 線検査の線量適正化を発表いただいた。各体位での測定など丁寧に行われ、それらを被ばく相談に有効に活用しており、統一性のある管理・適正化が示された。
全体のシンポジウムにおいても、医師の任期交代における線量の積算についてや、ガラスバッチ等の装着、整形検査での対応など多くの意見をかわすことができた。
今回の機会を通して、さまざまな情報の共有を行えた。明日からの診療・防護に活かし、さらなる最適化を推進したい。
(文責:千葉)

医療画像情報研修会

9月16日(土)に令和5年度医療画像情報研修会がWEB開催され、会員23名の参加がありました。

前半は、情報提供としてEIZO株式会社より高精細モニタの品質管理の重要性について、そしてキヤノンメディカルシステムズ株式会社よりAEC機能を搭載したFPD、ディープラーニングを利用したノイズ低減処理技術などキヤノンの最新技術の説明をしていただいた。

次に、秋田県立リハビリテーション・精神医療センター 柴田 敏明 会員より「DR 画像の周波数処理」の発表がありました。DR画像処理に使用されている階調処理、ボケマスク処理、ダイナミックレンジ圧縮処理について、ファントムと実際の臨床画像を示しながら各処理パラメータによる画像の変化を詳しく解説していただきました。

後半では、研修会のテーマである「サイバーセキュリティ対策」に関するシンポジウムが行われました。北秋田市民病院 青羽 南臣 会員からは「サイバーセキュリティ対策に関する施設アンケート調査の結果報告」として調査企画委員会と合同行った秋田県内のサイバーセキュリティ対策の現状に関するアンケート結果を報告しました。アンケート結果からほとんどの施設が医療機関でのサイバーセキュリティ対策の義務化されたことを知っていた。しかし、ガイドライン改訂からの期間が短いためか実際に施設内で対応ができているのは、一部の施設で、ほとんどの施設は対応中・検討中であることが分かりました。

その後、SOMPO リスクマネジメント株式会社 米澤 祥子 先生から「サイバー攻撃に備えるためのサイバーセキュリティの考え方」として現在の医療機関へのサイバー攻撃の動向や対策についてご講演いただきました。サイバー攻撃がどのような手段で院内に侵入してくるか詳しい説明があり、そこから医療機関が実行可能な対策についても解説していただきました。

最後にGE ヘルスケアジャパン株式会社 佐藤 憲臣 先生から「メーカー側から見た医療安全に関するガイドライン 6.0 の改訂ポイント」として今年5月に改訂された医療情報システムの安全管理に関するガイドライン第6.0版の改訂について、改訂の経緯や意義、読み解くポイントについて、ご講演いただきました。

ガイドラインでは施設内の現状把握の必要性、組織の経営層、企画管理、運用担当者に役割があり、それぞれが責任を持って取り組むことが重要であること。特に経営層の理解を得るためには現場の方からも情報を提供し、経営層に働きかけるが重要であることを教えていただきました。

今年から医療施行規則改正でサイバーセキュリティが義務化となり、サイバーセキュリティ確保のために必要な取組が行われているかを来年度の立入検査で確認される。そのためか今回の研修会は施設内の管理職の参加が多かった。これから安定した医療を提供するためには、サイバーセキュリティ対策を組織全体で継続的に取り組む必要があると感じました。

医療画像情報研修会 過去の開催報告

令和4年度令和3年度
令和2年度令和元年/平成31年度
平成30年度平成29年度

マネジメント研修会

準備中

マネジメント研修会 過去の開催報告

医療放射線画像展

令和5年度 医療放射線画像展

レントゲン週間イベント 医療放射線画像展2023を終えて
例年、レントゲン週間のイベントとして、秋田県診療放射線技師会では医療放射線画像展を開催しております。広く県民の皆様に診療放射線技師を認知していただくため、私達の業務に関わるポスターパネルを秋田駅自由連絡通路に展示し、合わせて市民公開講座を催しております。今年度は医療放射線画像展2023~ようこそリアルラジエーションハウスへ~と題し、パネル展示と主に中高生や保護者へ向けた市民公開講座をハイブリッド開催いたしました。
パネル展示は、この日不幸にも今までの最低気温となり、荒天も相まって市民の皆さまは足早に通り過ぎ、なかなか足を止めてご覧いただける方が少ない印象でした。今回は初めてモニタを持ち込み、スライドショーで私たちの職業紹介も行いましたが、こちらも同様で次年度以降の課題と考えております。しかし、そのような中でも興味深くご覧いただける方々も一定数いらっしゃいました。「毎年やってるよね。」とお声かけいただいたり、「去年もやってたヤツだ。」と会話しながらご覧いただいたり、徐々に認知度が上がってきていると感じられる場面もありました。今年はコロナ5類に引き下げられたこともあり、こちらからもお声掛けさせていただきましたが、がん検診や放射線治療、核医学について尋ねられる年配の方、養成校について質問された保護者の方などいらっしゃり、スタッフから様々なお話をさせていただきました。中でも印象に残ったのは、お父様と中学生と思われるお嬢様の親子連れで、パネル1枚1枚時間をかけて丁寧にご覧いただいておりました。恐らく将来の進路として考えているのだろうと想像しながらお声掛けしますと、とても参考になりましたとお答えいただき、地道ながらも開催の意義を感じることができました。
また、今年の市民公開講座は多くの方々にご参加いただけるよう初のYouTubeを利用したハイブリッドにて開催いたしました。「診療放射線技師を目指す君へ」と「東日本大震災から12年後の今、放射線について考えてみませんか」と2つテーマを設け、将来診療放射線技師を目指す学生・保護者から興味をお持ちの一般の方々まで広くご参加いただきました。講師は今年入職した五十嵐優樹会員と福島県立医科大学の五月女康作先生にお願いし、興味深い内容を大変分かりやすくご講演いただきました。事前質問やチャット、会場からの質問とディスカッションも活発に行うことができ、今後の開催にあたり有効な手段の一つになり得ると感じました。終了後のアンケートでは「放射線についての理解を深めることができ、とてもいい機会になった。」「大変わかりやすく、これからしっかり進学を応援していこうと思いました。」「放射線のことをもっと知りたくなりました‼今回は、ありがとうございました。」(一部抜粋)とご評価いただき、大変嬉しく思いました。ご参加いただいた方には高評価いただいておりますので、次年度以降もう少し参加者を効果的に増やす広報を考えていかなければと考えております。
繰り返しになりますが、地道に行っている活動が徐々に認知されてきているということが実感できるイベントになったと感じております。今後も診療放射線技師や放射線に対して広く市民の皆さまに理解していただけるよう活動して参りたいと思います。
今回の医療放射線画像展開催に際し、講師をお引き受けいただきました五月女先生、五十嵐会員、川又副会長、当日ボランティアでお手伝いいただきました理事、監事の皆さま、イベントスタッフの皆さま、準備にお力添えいただいた理事の皆さまにこの場をお借りして謝辞を申し上げます。
今後もより一層、県民の皆さまに良質な医療を提供できるよう努めて参ります。

(公社)秋田県診療放射線技師会
担当理事 秋田労災病院 岩根 敦

放射線医療画像展 過去の開催報告

のしろ産業フェア

準備中

のしろ産業フェア 過去の開催報告

令和4年度令和3年度
令和2年度令和元年/平成31年度
平成30年度平成29年度

母の日キャンペーン

母の日キャンペーン in AKITA 2023に参加して

去る5月7日にあけぼの秋田が主催する乳がん検診啓発キャンペーンに参加いたしました。

今年で39回目のキャンペーンということで、当会でも例年ボランティアとして参加して参りましたが、個人的には初めてのお手伝いとなります。

前日までの雨は上がっておりましたが、肌寒いなか様々な団体から参加された皆さまとともに、市民の皆さまにパンフレットをお配りし、少しでも興味をお持ちいただければと思っておりました。

配布場所の秋田駅周辺は思ったほどの人通りがなかったこともあり、なかなか足を止めていただくことも難しく、残念ながら関心の低さを感じておりました。

しかしながら、秋田県内の検診受診率の低さとがん死亡率の高さは長くから叫ばれており、こういった地道な活動を通じて1人でも多くの方に重要性を知っていただくことは、大切なことだと思います。

あけぼの秋田の佐藤代表から、全国各地で行われる母の日キャンペーンですが、東北では唯一開催されたのが秋田だと伺いました。

素晴らしい活動だと思いますので、引き続き参加して参りたいと思います。

今後とも皆さまのご理解とご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

文責 岩根

母の日キャンペーン 過去の開催報告

令和4年度令和3年度
令和2年度令和元年/平成31年度
平成30年度平成29年度

救理ソリューションカンファレンス

準備中

救理ソリューションカンファレンス 過去の開催報告

令和4年度令和3年度
令和2年度令和元年/平成31年度
平成30年度平成29年度
令和4年度 支部主催事業

県北支部

9月8日(金)WEB開催にて今年度の県北支部ナイトセミナーが開催されました。

 支部セミナーでありながら、支部の垣根を超えてご参加いただき、WEB開催の良さを改めて感じました。

 セミナーでは先ず私から被ばく傷病者への対応のための研修への参加報告をさせていただきました。

 研修の内容や受講して感じたことを簡単に報告させていただいたのですが、やはり大量のRIを使用している事業所があることに対する驚きがあったようでした。

 また、この研修後どのようにフィードバックされているのかとの質問に対して、何もできていない現状を説明いたしました。ただいろいろなことを考えるきっかけにはなったことを理解いただき、研修参加の意義を伝えることはできたと感じました。

 その後、弘前大学被ばく医療連携推進機構 災害・被ばく医療教育センター 助教 辻口貴清 先生から放射線事故等に備える災害・被ばく医療体制についてご講演いただきました。

 「災害医療」「被ばく医療」との出会いから日本の原子力災害医療体制や診療放射線技師に求められる被ばく医療時の役割と様々な情報を分かりやすくご講演いただき、原子力関連施設のない秋田県でも備えは必要であることを改めて感じることができました。今後も隣県同士協力できることはさせていただきたいという心強いお言葉を頂戴して、今回のセミナーを機にいろいろと連携することができたら、更に理解を深めることができると思いました。

 今回のセミナーで会員一人一人が何かを感じ、前向きに捉えていただけたら幸いです。

(文責:岩根)

県北支部 事業 過去の開催報告

総会 学術大会ナイトセミナー
令和 4 年度令和 4 年度
令和3年度令和3年度
令和2年度令和2年度
令和元年/平成31年度令和元年/平成31年度
平成30年度 総会 (学術大会)平成30年度
平成29年度平成29年度

中央支部

令和5年10月20日(金)18時より中央支部令和5年度ナイトセミナーがWeb形式で開催された.金曜日の夜にもかかわらず40名超の参加者であった.

はじめに,(株)富士フイルムメディカル山崎 敦 様より,放射線部門管理支援サービス「ASSISTA Management RAD」について情報提供いただいた.写損率,写損数の統計処理の他,写損カンファレンス機能には,写損画像と適正画像の同時表示やコメント入力など,カンファレンスの実施に必要な各種機能が搭載されている等の報告があった.

会員発表1では市立秋田総合病院 工藤 和也 会員より,自施設における写損管理の現状について報告があった.放射線科スタッフでの写損カンファレンスの実施の現状や,今後は診療科とも連携し,カンファレンスを実施していきたい旨の報告であった.

 会員発表2では秋田大学医学部附属病院 戸嶋 桂介 会員,市立秋田総合病院 伊藤 恵 会員,秋田赤十字病院 三浦 直毅 会員より自施設における勤務体制や新人教育体制について報告があった.各施設から当直体制や応援を呼ぶ体制についての報告があり,新人教育体制については検査マニュアルの作成や,自己評価シートの採用など,他の会員施設でも取り入れることのできるような内容の報告であった.活発な質疑もあり,参加会員にとって今後の業務の一助となれば幸いである.

中央支部 事業 過去の開催報告

総会 学術大会ナイトセミナー 第1回ナイトセミナー 第2回
令和 4 年度令和 4 年度令和 4 年度
令和3年度令和3年度令和3年度
令和2年度令和2年度令和2年度
令和元年/平成31年度令和元年/平成31年度 令和元年/平成31年度
平成30年度平成30年度平成30年度
平成29年度平成29年度平成29年度

県南支部

準備中

県南支部学術研修会 過去の開催報告

総会 学術大会第1回第2回
令和 4 年度令和 4 年度令和 4 年度
令和3年度令和3年度令和3年度
令和2年度令和2年度令和2年度
令和元年/平成31年度令和元年/平成31年度令和元年/平成31年度
平成30年度平成30年度平成30年度
平成29年度平成29年度平成29年度